陶芸

2025年04月01日 23:38
カテゴリ: ひとりごと

先日さくらぴあの広報誌の取材を受けた。
その中で、陶芸の面白いところ、みたいなことを聞かれたんだけど、一瞬考え込んでしまった。
聞かれて初めて顧みたんだけど、
俺には陶芸に対する特別な思いていうのが、はっきりとは無いのかも知れない。
もちろん、たくさん失敗して、苦労して、練り上げてきた技術と愛着はある。
粘土という「自然」を、かなり手懐けられるようになってきた。
しかし同時に木材や金属、樹脂粘土など、色んな素材も使い始めて、どれもそれなりに面白いと思ってる。
要は、どんな素材でも目標の形に辿り着くための道具で、それを使うことにこだわりは無いのだろう。
ただ、ずっと陶土を使って制作してきたから、
縮むこと、焼かなければいけないことなどが、前提として染み付いている。
だから陶土を触っているときに、色んなアイデアが浮かんでくるのかな。
陶芸にこだわってるというより、陶芸が染み付いてるって感じ。
インタビュアーの人には、記事にまとめにくい話し方をしちゃったなぁ。。

前のページ
時々ブログ
一覧へ
次のページ
記事はありません
記事一覧を見る